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東軍 中堅

Play Music on Ruby ── PicoRubyで作るMIDIオーケストレーションツール

シンセサイザー、音源モジュール、エフェクター。音楽制作の現場には、MIDIで繋がった多くの機器が共演しています。それらを自分の思い通りにルーティングし、自在にコントロールできたら──そんな夢を、Rubyで実現しようとした話をします。本発表では、PicoRubyを使ってMIDI機器のオーケストレーションツールを自作した取り組みを紹介します。PicoRubyにMIDI機能を実装し、複数のMIDI機器を受信・変換・転送するハブとして機能させることがテーマです。マイコン上でRubyが音楽を「指揮」するためには、ウェブ開発とは異なる制約と向き合う必要があります。UARTやUSB MIDIのハードウェア制御、リアルタイムなメッセージルーティング、限られたメモリの中でのイベント処理。そしてそれをRubyらしいDSLで美しく記述できるか、という設計上の挑戦でもあります。コードと実機デモを交えながら、Rubyが音楽の現場に立つ瞬間をお届けします。
Toshio Maki

Toshio Maki

@Kirika_K2

自作キーボードへの興味をきっかけにESP32・RP2040などのボードの上で動くPicoRubyの移植・拡張に取り組むようになり、その延長で趣味のDTMと組み込み開発が接続した。KeebKaigi 2023ではPRK Firmwareを使った自作キーボードを持参し、「PRK_firmwareはMIDI実装の夢を見るか」と題して登壇。現在はその続きとして、M5Stack上で動作するMIDI機器オーケストレーションツール「midori」の実装を進めている。Omotesando.rbのオーガナイザーとして、企画運営に携わっています。