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Repro株式会社 執行役員チーフアーキテクト。Reproにおける中心となる技術基盤の設計・構築・運用、中長期的な技術選定、チームを跨いだ設計レビューとアドバイスなどを行っている。業務や趣味でそれなりの数のRubyGemを作ってきた。パーフェクトRuby、及びパーフェクトRails著者陣の一人。

SESSION

RubyGem開発で鍛えるソフトウェア設計力

より良いシステムより良いソフトウェアを開発するためには、目的を明確にしそれを実現する構造を思い描く力、つまり設計力というものが必要になります。 その力の源泉となるのは、要点を捉え言語化する力、そしてユースケースを想像する力、抽象と具体を行き来する力、などが挙げられます。 こういった力を育てるには日頃の経験の積み重ねが必要ですが、その中でもRubyGemを開発することで得られる経験にスポットを当て、設計力を鍛える上で自分にとって重要だと感じている考え方を紹介します。 また、実際にRubyGemを開発する上での取っ掛かりが得られる様に、世の中に存在するGemのパターンを分類し、自分がどういう発想の元で作ってきたかを紹介することで、この発表を聞いた人が、RubyGemの開発とOSS活動をより身近に感じられる様な話にしたいと考えています。

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