名古屋Ruby会議03

2017年2月11日 (土)

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招待講演

名古屋Ruby会議03 開催概要

日時 2017/02/11(土) 10:00-18:00
会場 大須演芸場
参加費用 1,500 円
事前登録 こちらからお申し込み下さい。
定員 120名

アクセス

会場

大須演芸場
〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須2丁目19-39

アクセス方法

  • アクセス方法については、こちらをご覧下さい。

タイムテーブル

09:30 入場受付開始

10:00 前説(オープニング)

10:10 第1部

前座LT (5分x2)

Ruby/Railsはじめてチームの力をメキメキつけた! (25分)

小芝 敏明 今日、事業のバックエンドシステムにRubyやRailsを選択することはポピュラーな選択になっています。そしてRubyやRails未経験メンバーのみで開発チームが構成されることもよくあります。実際にそのようなチームを直接率いることになり、当初はなかなかチームの成果が上がらず苦しかったのですが、短期間で当初の数倍のスループットを出すパワフルなチームへと変貌させることができました。 その鍵は様々な技術的な工夫。とくに短期間で成果を出すためにはウェブで公開されている先達のノウハウの活用が書かせませんでした。このセッションでは、具体的にどんなノウハウをどのようなステップで導入しチームメンバーの力を伸ばしてきたかを解説します。

ぺろぺろ: Github pull request bot framework (25分)

mzp githubのpull requestに反応するbotフレームワーク: prprを紹介します。 既存のプラグインによってできること、gemによって拡張する方法を解説した上で、Misoca開発チームにおける実例も話します。

招待講演 Apache ArrowのRubyバインディングをGObject Introspectionで (60分)

須藤 功平 Apache Arrowはデータ分析を支援するライブラリーです。高速にデータにアクセスできる機能を提供します。重要なのは既存の多くのデータ分析関連プロダクトがApache Arrowと連携すると表明しているところです。RubyでもApache Arrowを使えるようになるとRubyでも既存のデータ分析関連プロダクトと連携できるようになります。そうなれるようにGObject Introspectionを使ってRubyからApache Arrowを使えるようにする方法を紹介します。

12:20 - 13:45 昼食

13:45 第2部

スポンサーLT (5分x3)

mrubyのJIT (20分)

三浦 英樹 mrubyのJITはmrubyにTracing JITを付加したRubyコンパイラです。この発表ではTracing JITの概要、高速化の工夫、そして少しRuby固有の話します。

Dynamic certificate internals with ngx_mruby (30分)

奥村 晃弘 動的証明書読み込み〜ngx_mruby編 (https://speakerdeck.com/hfm/gmo-hoscon-2016) の拡張版です。ngx_mrubyを使えば、Rubyを用いてプログラマブルにnginxを制御することができます。私はngx_mrubyのメンテナを務めており、実際に複数のWebサービスで運用しています。今回の発表では、ngx_mrubyの活用事例として動的証明書読み込みについてお話させていただこうと思っています。通常、Webサーバで大量ドメインの証明書を取り扱おうとすると、設定ファイルの長大化やメモリの肥大化を招いてしまうなど非効率な面が目立ちます。しかし、ngx_mrubyを用いた動的証明書読み込みなら、簡潔な設定と省メモリで実現することができます。また、動的証明書読み込みにおいてnginxやOpenSSLのAPIをどのように活用しているのか、ソースコードに触れながら内部実装への理解を深めていきます。

未来のサーバ基盤への Haconiwa/mruby の関わり - コンテナ仮想化のその先へ (30分)

近藤 宇智朗 コンテナ仮想化がより一般的になると、母体であるOSのクラスタはまるで単体のOSのように見えることになるかもしれません。そうすると、コンテナはあたかもスレッド的に扱われます。その時、システムコールに相当するものは?−− 筆者は2016年、 [Haconiwa](https://github.com/haconiwa/haconiwa) という、mrubyによるLinuxコンテナランタイムをリリースしました。その開発の動機や内部実装を通して、コンテナ仮想化技術の詳細や展望、そして松本亮介氏のFastContainerアーキテクチャとの関わりや未来のサーバ基盤について語ります。Ruby/mrubyは果たして未来のサーバ基盤の「システムコール」になり得るのでしょうか?マクラで大風呂敷を広げましたが、お後のよろしいトークとなるか、ぜひご覧ください。

休憩 (15分)

Ruby で TensorFlow (15分)

antimon2 Ruby でもできる DeepLearning! 話題の TensorFlow を Ruby で動かしてみる。Rails に組み込んだリアルタイム文字認識Webアプリをデモ(予定)。

Fight with growing data on Rails (25分)

joker1007 (Tomohiro Hashidate) 日々スケールが増し続けるデータ量をRailsアプリケーションで、どうやって処理していくか。様々なプロダクトやサービスをRubyを使って組み合わせ対処してきた実例を基に、中規模クラスのデータと省力で戦う方法について話しをします。発表の主なターゲット層は大企業ではない会社に勤めるRuby/Railsエンジニアです。

招待講演 re: rinda (60分)

関 将俊 RubyKaigi2016に京都で紹介したdRubyに続き、名古屋でRindaを再発見します。Rindaは、並列処理における糊言語 LindaのRuby実装です。プロセス間の通信、同期のメカニズムを提供します。本講演ではRinda用いたタプルとタプルスペースを用いたプログラミングを説明します。

17:45 第2部

スポンサーLT (5分x3)

大喜利(パネルディスカッション)

TBA

18:30 クロージング

協賛

名古屋Ruby会議03は以下の素晴らしい会社様に協賛して頂いています。ご支援ありがとうございます。

懇親会

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お問い合わせ先

名古屋Ruby会議03 に関するお問い合わせは、nagoya03 _at_ rubykaigi.org までメールにてご連絡ください。